【映画感想】「隣のヒットマン」ノンストップゆるふわ暗殺コメディ！
隣のヒットマン
2000年 アメリカ
ジャンル：コメディー
満足度：★★★★★ ★★★★☆
あらすじ
閑静な住宅街に殺し屋が引っ越してきたことから巻き起こる騒動を、ブラックユーモアを交えて描いたサスペンスコメディ。マフィアに命を狙われている伝説のヒットマンをブルース・ウィリスが独特な佇まいで好演。隣人を演じたマシュー・ペリーは、公開当時テレビドラマ『フレンズ』に出演中の人気絶頂期。２人の息の合った掛け合いや、彼らを取り巻く女性陣の魅力、大金の行方が絡んだ二転三転するスリリングな展開も見どころ。
感想
開始10分で「あ、これは面白いやつ」とわかるレベルで話のテンポの良さとオズ（マシュー）の表情筋が素晴らしい。
ブルース・ウィリス演じるヒットマンも本当に良い表情をするんです。強い男をやらせたらピカイチ！！
もうブルース・ウィリスが出てきたらかっこよくて真面目なド派手アクション！のイメージがあるから、それを逆手にとってコメディに全振りしているのが笑える。
コメディだけどストーリーがしっかりしているので、最後までダレずに見ることができます。
ブラックジョーク大好きなので、これはお気に入り！！続編もあるようなので見たいです！
ネタバレ
※ここからネタバレです！
まわりが殺し屋だらけで物騒な話をしてるなか、一人だけ善人でわたわたしてるオズが愛おしくなる…。
視聴者にもその印象をちゃんと植えつけてから最後のジミーの選択があるので、納得感がすごい。
オズは善人なだけでなく、人の奥さんと寝ちゃうようなクズっぷりが出てきたり、殺し屋相手に自分の主張をしちゃう図太さがあったりでクスリとしてしまう。
オズのコミカルな動きがすごく良いし、ジミーの静かな動きとの対比で一層面白く感じるのがさすが！
受付のジルが実は妻に送り込まれた暗殺者だった！っていうのも笑ったw
妻とやりとりしてたからこそ、あんたの奥さん最低だから別れた方が良いよ！って強く言ってたのね。
ずっと隠してたのに、憧れのジミーがいると知ってあっさりバラしちゃうとこ素直で可愛い…。
そしてジミーもすぐに受け入れて意気投合しちゃうテンポの良さよ。
最終的にみんな丸く収まって良かった良かった。フランキーと奥さんはちょっとかわいそうだけど…。
誰も死んでほしくない！って言ってたのに最終的に偽装に加担してしらばっくれるオズの図太さたるや！
愛の力は偉大だな…？
